アルトサックスで演奏してみた (Fascination)

この曲は Gary Cooperと Audrey Hepburn が主演した1957年のアメリカ映画「Love in the Afternoon」(和名：昼下がりの情事) の中で、Gary Cooper 扮する大富豪フランク・フラナガンが引き連れているお抱えの楽団が常に演奏しているこの映画のメインテーマ曲です。和名では「魅惑のワルツ」と称され、作詞・作曲はイタリアの作曲家の Fermo Dante Marchettiです。私は Audrey Hepburn が大好きで、彼女の主演作品はほとんど観ていますが、この「昼下がりの情事」は「ローマの休日」と並んで大好きな映画です。この映画のラストシーンで二人が汽車に乗って新たな人生に旅立つ際に、駅に残されたお抱えの楽団がこの曲を演奏して見送り、プロとして最後まで自分たちの仕事を完遂するシーンが何とも心を温かくしますね。そこで今回は、この時の楽団のひとりになったつもりで演奏してみました。なお、リズムは少しボサノヴァ風にアレンジしてみました。